【生きもの異変 温暖化の足音】“殺人カタツムリ”騒動―2008.9.11 産経
ニュース「近所の道を歩いていたら、見慣れない大きなカタツムリを見つけた」
昨年10月10日、鹿児島県出水市の男性が、殻長約10センチの陸貝を市立
博物館に持ち込んだ。
博物館は、農林水産省門司植物防疫所
鹿児島支所に種の同定を依頼した。
同支所の植物防疫官は、ひと目見て「
アフリカマイマイに違いない。えらいことになった」と思ったと振り返る。
アフリカマイマイは東アフリカのモザンビークが原産。国内には1932(昭和7)年、食用目的で移入され、
沖縄・奄美・小笠原の亜熱帯地域のみに定着している。
細長い殻は最大約20センチにも育つ。
野菜やイモを食い荒らし、人に脳炎を起こす広東住血線虫の中間宿主でもある。海外ではアフリカマイマイからこの寄生虫に感染して、死者も出た。日本では植物防疫法で特殊病害虫に指定、移動が禁じられている。それが初めて本土で見つかった。
◇
2日後には、南に約100キロ離れた
指宿市の民家でも発見された。出水、指宿の両市は
広報無線で「見つけても絶対に触らないで」と放送し、小中学校でチラシを配って注意を喚起。
メディアは「殺人カタツムリが本土上陸」「温暖化で生息域拡大か」などと報じ、大騒動が始まった。
市民は不安におののき、農家にも緊張が走った。出水市は豊かな農村地帯で、指宿市は日本一の観葉植物生産地である。「もしも風評被害が起きたら大打撃だ」と。
すぐに調査・駆除作戦が始まり、死骸(しがい)も含め出水市では2007(平成19)年11月19日までに127匹、指宿市では08年6月18日までに55匹を発見。すべて駆除し、「そろそろ、終息宣言が出せるのでは」と関係者が話す程度に落ち着きを取り戻しつつある。
◇
この騒動について、鹿児島大学理学部の冨山清升(とみやま・きよのり)准教授は「温暖化への関心が高まる中、南方系の生物が従来の生息圏より北で見つかったせいだろうが、それにしても騒ぎすぎだった」との見方を示す。
まず、広東住血線虫は口から生きた状態で入らないかぎり感染しない。「海外の死亡例は生焼けのアフリカマイマイを食べ、寄生虫が生き残っていたケース。触っただけならよく手を洗えば大丈夫」だそうだ。
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いやですねー! 殺人カタツムリですって!
南方の生物というのは物騒なものが多いようです。温暖化、何とかならないものでしょうか??
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posted by suzusuzu at 10:32|
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